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2012年07月27日

Saxophone(サクソフォン)の良くある質問


良くある質問を、項目ごとにご案内させていただきます。

 

  

 

 

QUESTION Saxophone(サクソフォン)の指貝などの装飾品が外れた。

ANSWER

指貝などの装飾は接着が弱くなり、外れてしまう場合がございます。

 

市販されている瞬間接着剤で再接着が可能です。その際には接着剤がその他の関係のない箇所にこぼれない様、注意して下さい。

 


 

QUESTION  Saxophone(サクソフォン)のオクターブキイが作動しない

ANSWER

 オクターブキイは2つ(ネックと本体に1つずつ)あります。

 

 左手親指で押さえるオクターブレバーを押さえると、ネックに付いているオクターブキイは「ラ」以上の音域で開き、「ソ」以下で閉じます。

本体側のオクターブキイはその逆で「ラ」以上で閉じ、「ソ」以下で開くという切り替え動作をする構造となっています。

 


 

 

QUESTION Saxophone(サクソフォン)にキズ・打痕・さびができてしまった 
ANSWER

 打痕に関しては、ある程度元の形状に戻す修正を行うことが可能ですが、キズ・さびに関しては原則修正不可となっております。

 

 打痕の修正をご希望の場合はお手数ですがご購入頂きましたショップまでご連絡頂きます様お願いいたします。

 


 

QUESTION  Saxophone(サクソフォン)に異物が詰まってしまった
ANSWER

 サクソフォンのネックにスワブがつまる事があります。

 

 本体用のスワブをネックに使用すると管の径が小さいことに加え、内側にオクターブキイの突起物がある為に詰まる事があります。

無理に除去しようとしますと余計に詰まってしまう事もありますので、ご購入頂きましたショップ、または弊社サポートまでご相談下さい。

 弊社問い合わせフォーム

 


 

QUESTION  Saxophone(サクソフォン)の音程が合わない
ANSWER

 サクソフォンの音程が合わない場合、以下のような原因が予想されます。

 

 以下の原因に当てはまらない場合は、お手数ですがご購入頂きましたショップまで

お問い合わせ頂くか、弊社サポートまでお問い合わせください。

 弊社問い合わせフォーム

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 ■ピアノと合わない

 サックスの基調は、アルトがE♭、ソプラノ・テナーがB♭です。

アルトの楽譜を見て「C(ド)」を吹くと、実際に鳴っている音は「ミ♭(E♭)」になります(ソプラノ・テナーはB♭)。

ピアノと合せる場合、例えばピアノの「ドレミファソラシド」にアルトが合わせるには「ラシド#レミファ#ソ#ラ」(ソプラノ・テナーは「レミファ#ソラシド#レ」)と吹くとピアノの音と一致します。

  

■チューナーで合わせられない

 1.マウスピースでの微調整

マウスピースの抜き差しで全体的な音程の上下ができます。

マウスピースを抜く:下がる / マウスピースを入れる:上がる

 

2.アンブシュアの固定

アンブシュア(唇周辺の筋肉や形)が安定しないと音程も安定しません。

緩すぎると音程は下がります(口の横から息がシューシューと漏れる状態等)。

*一般的に前歯(上)でしっかり噛み、簡単にマウスピースから口が離れない様にします。横からの咥える力も必要です。従って、アンブシュアが固定できない状態ではマウスピースでの音程微調整はあまり意味がありません。

 

3.楽器の温度

気温が低い(楽器が冷たい)と音程が下がります。

息を吹き込んで温めることで楽器の音程も安定しやすくなります。

 


 

QUESTION  Saxophone(サクソフォン)のキイを動かすと雑音がする。
ANSWER

 サクソフォンのキイを動かすと雑音がする場合、以下のような原因が予想されます。

   症状によってはリペアを要することもございます。

症状の文面に(修理・検品・調整)の表記がある場合は、お手数ですがご購入頂きましたショップまでお問い合わせくださいます様、お願い申し上げます。

 その他症状でもご不明な場合はご購入頂きましたショップまでお問い合わせ頂くか、
弊社サポートまでお問い合わせください。

 弊社問い合わせフォーム

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 ■軟物が外れた

 金属同士の緩衝材としてコルクやフェルトが多数箇所接着してあります。

ボンド(合成ゴム系)で再接着可能です。

  

■キイが変形している(要修理・検品)

 衝撃等で変形して隣接した部品に接触することがあります。

 

 ■ガタつきがある(要修理・検品)

 変形や摩耗でガタができることがあります。

 

 ■ネジがゆるんでいる

 音の振動や移動の振動等で緩む場合があります。

増し締めで解消しますが、場所によっては締め過ぎるとキイが動作しない場合もあります。

 


 

QUESTION  Saxophone(サクソフォン)のマウスピースが入らない。
ANSWER

 サクソフォンのマウスピースが入らない場合、以下のような原因が予想されます。

   症状によってはリペアを要することもございます。

症状の文面に(修理・検品・調整)の表記がある場合は、お手数ですがご購入頂きましたショップまでお問い合わせくださいます様、お願い申し上げます。

 その他症状でもご不明な場合はご購入頂きましたショップまでお問い合わせ頂くか、
弊社サポートまでお問い合わせください。

 弊社問い合わせフォーム

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 ■ネックコルクが太い

 ネックコルクにグリスを塗ってください。新品の状態では比較的きつめになっています。

  

■ネック先端のリング部の径が大きい

 まったく入らない場合は金属とマウスピースが完全に干渉してしまっている可能性があります。

この場合は修理・検品が必要になります。

 

 ■他社製マウスピースを使用している

 マウスピースはメーカーによって様々な口径が設定されていますので、

弊社にて調整をさせていただけます。

調整に関しては社外品になりますので、有償にてご対応となります。

ご購入頂きましたショップまでお問い合わせ頂きます様お願いいたします。

 


 

QUESTION  Saxophone(サクソフォン)の溶接がはずれてしまった場合。
ANSWER  サクソフォンの溶接部分がはずれてしまった場合は修理・点検が必要となります。
   絶対に瞬間接着剤やはんだごてでの溶接は行わないでください。

 管楽器の修理・点検についてはご購入頂きましたショップまでお問い合わせください。

 


 

QUESTION  Saxophone(サクソフォン)の発音に関する不具合。
ANSWER  サクソフォンの音が発音しにくい、発音しない等の症状が起こった場合、以下のような原因が予想されます。
   症状によってはリペアを要することもございます。

症状の文面に(修理・検品)の表記がある場合は、お手数ですがご購入頂きましたショップまでお問い合わせくださいます様、お願い申し上げます。

 その他症状でもご不明な場合はご購入頂きましたショップまでお問い合わせ頂くか、
弊社サポートまでお問い合わせください。

弊社問い合わせフォーム

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 ■タンポが穴に合っていない(要修理・検品)

 楽器を落下させた,ぶつけた,キイが洋服に引っ掛かって曲がった,タンポの皮が破れた等、
様々な原因でタンポと穴の関係がズレる(僅かな隙間でもズレになります)ことがあります。
他、通常の使用環境においても経時変化(水分の影響等)で、タンポが穴に合わなくなります。

 

 ■タンポと穴の間に異物が挟まっている

 出荷時にキイを閉じておくためのコルクが、不意に外れ挟まってしまう場合があります。
その他、使用中に異物が発見できれば除去してください。

  

■バネが外れている

 キイはバネ(針状・板状の2種類)の張力によって通常キイが持ち上がっていたり、
閉じていたりします。
バネが外れ本来の張力が効いていないと、そこから息漏れや開くべきキイが塞がってしまう
状態となります。
針バネは突起物に引っかける構造ですので、かけ直しで解消できます。
*楽器の拭き上げ時に布や指がそのバネを外してしまうこともありますのでご注意ください。

  

■キイバランスが狂っている(要修理・検品)

 1つのキイを押さえて、2つ以上のキイが動作する部分は微妙なキイバランスが保たれるべき箇所になります。
「タンポが穴に合っていない」項目と重複した内容になります。
衝撃や、無理な負荷が加わるとバランスが狂い発音し辛くなります。
*タンポと穴が合っていてもバランスが狂えば発音しません。

  

■管と管の継ぎ目の溶接(接着)が外れている(要修理・検品)

 ベル ― 1番管(U字管) ― 2番管の継ぎ目は接着(溶接)してあります。
この箇所の接着が悪いと特に低音域で発音不良が起きます。

 

 ■マウスピース周辺の不具合

 マウスピースはネックコルクで固定されます。ネックコルクが劣化で緩んできますと、
発音し辛くなります。
他、マウスピースにひびがあったり、リードの取り付け位置が悪い等も考えられます。
ネックコルクが劣化している場合は修理・検品が必要になります。

  

■キイが動かない(要修理・検品)

 なんらかの衝撃でキイが動かない(鈍い)と発音し辛くなります。
落下の衝撃以外に、ケース内部で楽器の上に物を置いたままケースの蓋を閉める行為もキイ動作不良に繋がります。
キイを圧迫する物を上に置かない様にしてください。

  

■軟物(コルクやフェルト等)が外れた(要修理・検品)

 軟物がキイバランスを保っている箇所が外れたり劣化するとキイバランスが狂います。

  

■ネックが変形した(要修理・検品)

 アルト・テナーのネックは曲がった形状です。
マウスピース挿入の際にネックに負荷が掛かると、その曲がった角度が更に急になり管の潰れや、取り付けてあるオクターブキイが閉じなくなります。

  

■マウスピースをくわえる位置

 マウスピースをくわえる位置が浅すぎても深すぎても発音に影響がでます。

  

■オクターブキイを押さえる/押さえないで、上(もしくは下)の音域が鳴る

 楽器の状態にも左右されますが、頭の中でイメージする音をある程度‘狙う’必要があります。

  

■リードが消耗している

 リードは消耗品です。

多少の欠けや割れがあってもそれなりに音は出ますが、状態によっては交換が必要です。

 

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