2012年07月04日
Saxophone(サクソフォン)の良くある質問
良くある質問を、項目ごとにご案内させていただきます。
Saxophone(サクソフォン)の指貝などの装飾品が外れた。 | |
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指貝などの装飾は接着が弱くなり、外れてしまう場合がございます。 |
市販されている瞬間接着剤で再接着が可能です。その際には接着剤がその他の関係のない箇所にこぼれない様、注意して下さい。 |
Saxophone(サクソフォン)のオクターブキイが作動しない | |
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オクターブキイは2つ(ネックと本体に1つずつ)あります。 |
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左手親指で押さえるオクターブレバーを押さえると、ネックに付いているオクターブキイは「ラ」以上の音域で開き、「ソ」以下で閉じます。 本体側のオクターブキイはその逆で「ラ」以上で閉じ、「ソ」以下で開くという切り替え動作をする構造となっています。 |
Saxophone(サクソフォン)にキズ・打痕・さびができてしまった | |
打痕に関しては、ある程度元の形状に戻す修正を行うことが可能ですが、キズ・さびに関しては原則修正不可となっております。 |
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打痕の修正をご希望の場合はお手数ですがご購入頂きましたショップまでご連絡頂きます様お願いいたします。 |
Saxophone(サクソフォン)に異物が詰まってしまった | |
サクソフォンのネックにスワブがつまる事があります。 |
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本体用のスワブをネックに使用すると管の径が小さいことに加え、内側にオクターブキイの突起物がある為に詰まる事があります。 無理に除去しようとしますと余計に詰まってしまう事もありますので、ご購入頂きましたショップ、または弊社サポートまでご相談下さい。 |
Saxophone(サクソフォン)の音程が合わない | |
サクソフォンの音程が合わない場合、以下のような原因が予想されます。 |
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以下の原因に当てはまらない場合は、お手数ですがご購入頂きましたショップまで お問い合わせ頂くか、弊社サポートまでお問い合わせください。 ____________________________________________________________ ■ピアノと合わない サックスの基調は、アルトがE♭、ソプラノ・テナーがB♭です。 アルトの楽譜を見て「C(ド)」を吹くと、実際に鳴っている音は「ミ♭(E♭)」になります(ソプラノ・テナーはB♭)。 ピアノと合せる場合、例えばピアノの「ドレミファソラシド」にアルトが合わせるには「ラシド#レミファ#ソ#ラ」(ソプラノ・テナーは「レミファ#ソラシド#レ」)と吹くとピアノの音と一致します。
■チューナーで合わせられない 1.マウスピースでの微調整 マウスピースの抜き差しで全体的な音程の上下ができます。 マウスピースを抜く:下がる / マウスピースを入れる:上がる
2.アンブシュアの固定 アンブシュア(唇周辺の筋肉や形)が安定しないと音程も安定しません。 緩すぎると音程は下がります(口の横から息がシューシューと漏れる状態等)。 *一般的に前歯(上)でしっかり噛み、簡単にマウスピースから口が離れない様にします。横からの咥える力も必要です。従って、アンブシュアが固定できない状態ではマウスピースでの音程微調整はあまり意味がありません。
3.楽器の温度 気温が低い(楽器が冷たい)と音程が下がります。 息を吹き込んで温めることで楽器の音程も安定しやすくなります。 |
Saxophone(サクソフォン)のキイを動かすと雑音がする。 | |
サクソフォンのキイを動かすと雑音がする場合、以下のような原因が予想されます。 |
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症状によってはリペアを要することもございます。
症状の文面に(修理・検品・調整)の表記がある場合は、お手数ですがご購入頂きましたショップまでお問い合わせくださいます様、お願い申し上げます。 その他症状でもご不明な場合はご購入頂きましたショップまでお問い合わせ頂くか、 ____________________________________________________________ ■軟物が外れた 金属同士の緩衝材としてコルクやフェルトが多数箇所接着してあります。 ボンド(合成ゴム系)で再接着可能です。
■キイが変形している(要修理・検品) 衝撃等で変形して隣接した部品に接触することがあります。
■ガタつきがある(要修理・検品) 変形や摩耗でガタができることがあります。
■ネジがゆるんでいる 音の振動や移動の振動等で緩む場合があります。 増し締めで解消しますが、場所によっては締め過ぎるとキイが動作しない場合もあります。 |
Saxophone(サクソフォン)のマウスピースが入らない。 | |
サクソフォンのマウスピースが入らない場合、以下のような原因が予想されます。 |
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症状によってはリペアを要することもございます。
症状の文面に(修理・検品・調整)の表記がある場合は、お手数ですがご購入頂きましたショップまでお問い合わせくださいます様、お願い申し上げます。 その他症状でもご不明な場合はご購入頂きましたショップまでお問い合わせ頂くか、 ____________________________________________________________ ■ネックコルクが太い ネックコルクにグリスを塗ってください。新品の状態では比較的きつめになっています。
■ネック先端のリング部の径が大きい まったく入らない場合は金属とマウスピースが完全に干渉してしまっている可能性があります。 この場合は修理・検品が必要になります。
■他社製マウスピースを使用している マウスピースはメーカーによって様々な口径が設定されていますので、 弊社にて調整をさせていただけます。 調整に関しては社外品になりますので、有償にてご対応となります。 ご購入頂きましたショップまでお問い合わせ頂きます様お願いいたします。 |
Saxophone(サクソフォン)の溶接がはずれてしまった場合。 | |
サクソフォンの溶接部分がはずれてしまった場合は修理・点検が必要となります。 | |
絶対に瞬間接着剤やはんだごてでの溶接は行わないでください。
管楽器の修理・点検についてはご購入頂きましたショップまでお問い合わせください。 |
Saxophone(サクソフォン)の発音に関する不具合。 | |
サクソフォンの音が発音しにくい、発音しない等の症状が起こった場合、以下のような原因が予想されます。 | |
症状によってはリペアを要することもございます。
症状の文面に(修理・検品)の表記がある場合は、お手数ですがご購入頂きましたショップまでお問い合わせくださいます様、お願い申し上げます。 その他症状でもご不明な場合はご購入頂きましたショップまでお問い合わせ頂くか、 ____________________________________________________________ ■タンポが穴に合っていない(要修理・検品) 楽器を落下させた,ぶつけた,キイが洋服に引っ掛かって曲がった,タンポの皮が破れた等、
■タンポと穴の間に異物が挟まっている 出荷時にキイを閉じておくためのコルクが、不意に外れ挟まってしまう場合があります。
■バネが外れている キイはバネ(針状・板状の2種類)の張力によって通常キイが持ち上がっていたり、
■キイバランスが狂っている(要修理・検品) 1つのキイを押さえて、2つ以上のキイが動作する部分は微妙なキイバランスが保たれるべき箇所になります。
■管と管の継ぎ目の溶接(接着)が外れている(要修理・検品) ベル ― 1番管(U字管) ― 2番管の継ぎ目は接着(溶接)してあります。
■マウスピース周辺の不具合 マウスピースはネックコルクで固定されます。ネックコルクが劣化で緩んできますと、
■キイが動かない(要修理・検品) なんらかの衝撃でキイが動かない(鈍い)と発音し辛くなります。
■軟物(コルクやフェルト等)が外れた(要修理・検品) 軟物がキイバランスを保っている箇所が外れたり劣化するとキイバランスが狂います。
■ネックが変形した(要修理・検品) アルト・テナーのネックは曲がった形状です。
■マウスピースをくわえる位置 マウスピースをくわえる位置が浅すぎても深すぎても発音に影響がでます。
■オクターブキイを押さえる/押さえないで、上(もしくは下)の音域が鳴る 楽器の状態にも左右されますが、頭の中でイメージする音をある程度‘狙う’必要があります。
■リードが消耗している リードは消耗品です。 多少の欠けや割れがあってもそれなりに音は出ますが、状態によっては交換が必要です。 |
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