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2020年08月07日 新製品情報

JHS Pedals Legends of Fuzz Series ペダル4機種同時リリース!

JHS Pedals Legends of Fuzz Series ペダル4機種同時リリース!


JHS PedalsよりLegends of Fuzz Seriesと題したファズペダルが4機種リリースとなりました。

 

“Legends Of Fuzz”シリーズは、世界で最も歴史のある、稀少で、人気の高いサーキットのコレクションです。

JHSでは10年以上にわたってファズペダルをラインナップしています。JHSオリジナルの回路設計のものやクラシックのレプリカを通して、人気が行き来するファズのトレンドを見てきました。”Legends Of Fuzz”シリーズは、これまでに製作された最も重要なファズ回路へのトリビュートであり、これらのペダルのストーリーをこれから生まれるであろう音楽の中に確実に反映させるためのJHSなりの流儀なのです。60年代半ばのロンドンのシーンにおけるファズの黎明期から、ビッグマフを復活させた90年代の旧ソ連軍の工場まで、ファズはストーリーを語り、そしてそのストーリーにはあなたと同じギタリストの存在が不可欠です。ギターをヴィンテージのファズ回路に接続することほど原始的なことはありませんが、この回路が生み出す生々しく、荒々しく、そしてピュアなサウンドは楽器が達成できることの限界を押し広げるのです。ファズにプラグインして、60年にわたる美しくも破壊的なサウンドのストーリーをお楽しみ下さい。

 

BENDER

 

JHS Pedals Benderでは、Josh Scottのコレクションの中から最も貴重なシルバーとオレンジのデザインの“オノマトピア”バージョンと呼ばれる1973年製のMK3を復刻しました。このバージョンは、3つの非常に特殊なゲルマニウム・トランジスタを搭載しており、多くのプレイヤーを虜にし、50年以上の歴史がありますが、反面非常に気難しく、常に希望通りの動作をするわけではありません。このペダルを音響的に再現しサウンドをキャプチャーすることができるのか?より一貫性があり、動作の信頼性が高くてかつ容易な方法で製造が可能なのか? 答えはYesです。結果的に精度と一貫性を併せ持つ現代のシリコン・トランジスタを採用することで、ヴィンテージ・ゲルマニウムファズのタッチ、フィーリング、そしてレスポンスを獲得しました。

 

コントロールはVolume、Tone、Attackです。Volumeはエフェクト全体のアウトプットレベルを設定し、ノブを上げていくと大きな音量が得られます。Toneを使用するとブライトなトーンとダークなトーンをコントロールできるので、Benderは様々なアンプやギターと相性よく使用できます。Attackは歪みの量をコントロールし、ノブを時計回りに回すほどよりファジーなサウンドを作り出します。シャーシ側面のModeボタンは、今まで聞いたことのない“JHS Mode”へのアクセスを可能にします。ボタンを押すとゲインが増加し、中域がブーストされ、ミックス全体においてリードを押し上げます。このモードでAttackを高い設定にすると、ピッキングの強弱に応じてファズにわずかにゲート感が生まれます。クランチとディストーションの中間のようなファズ~非常にアグレッシブなファズを求めているなら、Benderは最適です。Toneコントロールは極めてフレキシブルで、ほとんどのファズユーザーが夢見ることしかできなかった数十ものサウンドバリエーションを可能にします。

 

・入出力端子:1/4”インプットジャック、1/4”アウトプット
・コントロール:VOLUME、TONE、ATTACK
・スイッチ:MODEスイッチ、バイパススイッチ
・電源:DC9V センターマイナス
・消費電流値:4mA
・寸法:W 9.2mm × D 14.4mm × H 5.1mm
・重量:385g
・Price: 各\24,000(税抜)

Bender

 

 

CRIMSON

 

 

1969年、Electro-Harmonixは伝説的なBig Muff ディストーションファズのファーストバージョン“Triangle”をリリースしました。1970年代には、V2“Ram’s Head”(1973年)、V3“Pi”(1977年)、V4“OP-Amp”(1978年)といったこの有名な回路の様々な新バージョンがリリースされましたが、1984年その全てがストップしました。Electro-Harmonixの2度目の倒産により、強大な商品力を誇ったBig Muffはおよそ10年間その姿を消すことになったのです。

 

1990年代初頭、創業者であるMike Matthewsは1970年代製のElectroHarmonixペダルがヴィンテージ/レア価格で取引されていることを知り、1991年サンクトペテルブルクにある旧ソビエト連邦の製造会社と製造契約を締結してBig Muffを復活させました。この新しいバージョンは技術的側面としてはBig Muffの7thバージョンと呼ばれていますが、Mikeはもはや以前の商標を所有していなかったため、Sovtek製の“Mike Matthews RedArmy Overdrive”と名づけられました。

 

このバージョンは最初期のロシア製Big Muffで、おそらく全てのバージョンにおいて最も希少なモデルでしょう。1991~92年にかけて生産された数量はごく僅かで、現存する個体もほとんどなく、入手するのはほぼ不可能です。有名なSovtek “Civil War”(1992年後半)バージョンと特徴は共有していますが、このバージョン自体は別物として捉えられています。後に続くどのSovtek Big Muffよりもウォームでクリア、そして明瞭なサウンドのRedArmyは、非常に馴染みのあるエフェクトの独特なフレーバーを提供してくれます。CrimsonはJosh Scottが所有しているRed Armyの正真正銘のレプリカであり、ファズ・ヒストリーのユニークなパートを味わうことができるでしょう。

 

・入出力端子:1/4”インプットジャック、1/4”アウトプット
・コントロール:VOLUME、TONE、DISTORT
・スイッチ:MODEスイッチ、バイパススイッチ
・電源:DC9V センターマイナス
・消費電流値:4mA
・寸法:W 9.2mm × D 14.4mm × H 5.1mm
・重量:385g
・Price: 各\24,000(税抜)

Crimson

 

 

SMILEY

 

 

1966年、盛り上がりを見せるブリティッシュ・ロックシーンにおいてファズ・エフェクトが必要とされていることを知ったセールスマンIvor Arbiterは、自身の会社であるArbiter Electronicsでロンドンの他のギタープロダクトカンパニーに加わって、この流行のサウンドに対する彼自身の見解を公にしたいと考えたのです。マイクスタンドの円形の土台を見て、同様の丸い筐体にエフェクトを収めてまるで顔(2つのノブが目、フットスイッチが鼻、ブランドラベルが口)のように見せるというアイデアをひらめきました。

 

こうして誕生したのがFuzz Faceです。同年、Jimi Hendrixという名のアメリカのギタリストがロンドンを訪れ、IvorがデザインしたFuzz Faceは彼の愛機となりました。それ以降の話についてはもはや説明する必要はないでしょう。

 

Fuzz Faceは最初期の数年はゲルマニウム・トランジスタを使用して製造されていましたが、1969年にゲルマニウムが完全にシリコンデバイスに取って代わられてからはArbiterもそれに追従してシリコン・トランジスタを使用するようになりました。Jimi Hendrixは、そのサウンドや攻撃的なバイト感のほか、使用環境によって動作が安定しないゲルマニウムよりもシリコンバージョンを好んで使用していました。 JHS Pedals Smileyは、初期のシリコンFuzz
Faceの素晴らしいサウンドを忠実に再現したものです。Josh Scottのコレクションの中からいくつかのヴィンテージユニットを選び抜き解析して、この時代のマジックを完璧にキャプチャーすることができました。

 

Smileyはクリアで明瞭であり、ディストーションペダルと焼け付くようなサステインの境界線を越えて、ヴィンテージのArbiterのユニットに求められる強烈なサステイン、伸びやかなローエンドとミッドレンジのバイト感を備えています。良好なFuzz Faceの最も崇拝されている特徴の1つとして、ギター本体のボリュームノブを下げることでクリーンサウンドをアウトプットできる能力が挙げられますが、Smileyももちろんこの特徴を再現しています。

 

・入出力端子:1/4”インプットジャック、1/4”アウトプット
・コントロール:VOLUME、FUZZ
・スイッチ:MODEスイッチ、バイパススイッチ
・電源:DC9V センターマイナス
・消費電流値:4mA
・寸法:W 9.2mm × D 14.4mm × H 5.1mm
・重量:385g
・Price: 各\24,000(税抜)

Smiley

 

 

SUPREME

 

 

1960年代後半、日本は素晴らしいギターペダルメーカーと革新に満ち溢れていました。時を同じくして、人気が高く入手困難だったエフェクトの1つがUnivox Super-Fuzzです。単音やコードを分厚く焼けつくような質感に変貌させるオクターブファズで、歪んだ音で演奏したときの高いオクターブアップサウンドは注目を集めました。最初はHoney* Psychedelic Machine(1967)という大きなアンプヘッドサイズのマルチエフェクトユニットに内蔵されてリリースされましたが、その数か月後にHoney* Baby Crying Effectというペダルとして独立したかたちで再リリースされました。Honey*倒産後すぐにShin-Ei*ブランドの製品になると1968年までにShin-Ei*は日本のギターペダルにおける一大ブランドとなり、Shin-Ei*ブランドのエフェクトを生産しつつ、Shaftesbury、Kent、Crown、Jax、アメリカのUnivoxなどといった数十のブランドで同じ回路をOEM生産しました。こうしてこの回路は世界中のブランドの製品ラインナップに浸透していったのです。

 

The WhoのPete Townsendのプロダクト・プレイスメント効果によって、Univox Unicord Super-Fuzzバージョンは他のバージョンよりも有名になりました。 最初期はシンプルで控えめな灰色のメタルエンクロージャー(1968年)でしたが、トップ面にSUPER-FUZZと表記した大きな長方形のフットパッドを採用してより目を引く外観へとモデルチェンジしました(1970)。Red/Blue、Black/Grey、White/Blackといったカラーの組み合わせを選ぶこともできました。

 

Supremeは、Josh ScottのコレクションであるSuper-Fuzzの、非常にレアなWhite/Blackモデルの正真正銘のレプリカです。このペダルの初期バージョンはどれも驚くほど酷似していますが、この1972年製のユニットには、他の
ペダルよりも際立つ特別なマジックがあります。朝からずっとご機嫌斜めなOctavia Fuzzを想像してみてください。それがこのペダルです。ラウドで叫ぶような、強烈なパワーのあるオクターブファズなのです。

 

・入出力端子:1/4”インプットジャック、1/4”アウトプット
・コントロール:VOLUME、EXPAND
・スイッチ:MODEスイッチ、TONEスイッチ、バイパススイッチ
・電源:DC9V センターマイナス
・消費電流値:4mA
・寸法:W 9.2mm × D 14.4mm × H 5.1mm
・重量:385g
・Price: 各\24,000(税抜)

Supreme

 

 

 

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製品の詳細につきましては日本公式サイトをご覧ください。
https://jhspedals.jp/
サイト(本国)
https://www.jhspedals.info/
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